社内SNSが驚く効果を発揮している。少なくとも私はそう感じている。
急拡大していたり中途採用者が多い組織とか、本社ではなくクライアントとかに分散しているような事業モデルでは、社内SNSは非常に有効的になる。
中途採用者が多い会社は、そもそも人を知るのに時間がかかる。新卒中心の会社とはまったく異なり、全社会議のたびに、「その人知らない」とか、「知らない人が多い。最近入ったのかな、、、」などどいう会話が多かったりする。また、中途採用者同士では、たまに会うだけでは礼儀正しい会話というか、敬語での会話からなかなか抜け出せない。
自社に行く機会が少ない業務モデルでは、人の繋がりが作りにくい。入社して1週間ぐらいの研修を終えたら直ぐに外プロジェクトに配属になる。会社運営に関わる通達だけでは、繋がりは作れない。どこに就職したのか分からないといった状況さえ生んでしまう。
どんな会社も何かと集まるきっかけを作る。当然、コミュニケーションも目的の一つであったりするが、そもそも全員が集まる機会は、そうは作れない。スケジュール調整もさることながら、そうしたコストも結構高い。
といった課題などが、社内SNSの導入で解決するきっかけを作ってくれる。恐るべきツールと言える。
社員だけではない。
経営者から社員一人一人が見えてくる。社員同士のSNSでの書き込みを見ているだけで、いろいろな人に対しての気づきとか発見ができる。また、事業活動へのヒントがたくさん書き込まれる。テーブルでの議論だけでは拾えないことも見えてくる。経営ツールとしても非常に有効と言える。
今後どんな展開になるか分からないし、本当のところの効果測定は難しいが、非常にいい感じだ。
僕もそう感じます。
今まで飲み会などでしか聞けなかった、「へぇそうなんだー」的な他部署の話が多くて、本当に面白い。
そういうコミュニケーションを通じて、一体感が育まれているように思います。
投稿情報: 丹野 | 2005-08-11 13:37
実行してみて初めて分かることって多いですね。
投稿情報: Hayato | 2005-08-11 18:14