自分自身では、とっても怒りっぽいと思っているのだが、人は私のことをあまり怒らない人と見ているようだ。
怒る場面が違うだけではないだろうか。
考え方の違いとか、コンセプトの違いとか、ミスをしたからとかでは滅多に怒らない。
理不尽なことをしたり、責任感がないような言動をした時、またはされたときだ。それほど表には出さないが、心の中ではメラメラと燃えてくる。そのときだけは、リングに上がる性格である。
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今日の松下幸之助さんの一言は、私が怒る場面の一つであるので、ご紹介します。こうしたことが、身の回りに発生したら、心の中に火がつく。メラメラと燃えてくる。
資本の暴力
事業を行なう限り、利潤の確保に努めることは当然である。が、それはあくまで適正な競争によるべきであって、手段を選ばぬ過当競争によるものであってはいけない。
ところが現実には、自社製品の市場占有率を高めることのみ考え、損を覚悟で売るという姿が見受けられることがある。これは資本による暴力にほかならないと思う。とくに大企業が、その資本に頼り、暴力的行為に出れば、その業界は大いに混乱する。そしてそればかりか業界の信用をも落とすことになりかねない。今日、いわゆる暴力が禁止されているごとく、資本による横暴も一つの罪悪とみて、厳しく自戒すべきだと思う。
といいつつも、冷静に振舞っていかなくてはいけません。
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