組織の人は限られています。また、受注による業務量については、変動します。そのギャップをどのように埋めていくのか?という課題は、どこの会社にもあるでしょう。当然ながら、人があまっている場合もあれば、必要とされる人員数の方が多く人手が足りないという状況もあります。
人が余っているときには、十分なリソースがあり、体制を組むことは簡単ではありますが、余っている状況でも、足りない状況でも、必要以上なりソースを投入するのではなく、足りない状況と同じ前提で体制を構築することが必要ではないかと思います。
一人でできる仕事を二人でするという癖がついてしまいうと、それが当たり前になり、人が成長しません。一人当たりの付加価値生産能力が低くなってしまいます。また、余剰人員が明確になっていると、もっと別のことが可能になります。
さて、そんなときに重要なことは、プロジェクトデザインと参加メンバーの気持ちです。
プロジェクトデザインとは、要求されている課題に対して、作業プラン・体制・スケジュールとプロジェクト収支計画を策定し、プロジェクトリスク事項と対応方法が見え、その仕事が成功できるかを机上で確認することにあります。また、メンバーのスキルと、チャレンジさせる範囲をうまく設定し、ストレッチする部分を必ず盛り込むことが必要です。
メンバーの気持ちという面では、一人当たり付加価値生産性を高めるという視点を常に意識することが重要です。簡単に言うと、自分の担当範囲を少しでも広げること、自分で完結する範囲を少しでも広げること、難易度の高い領域にチャレンジすること、プロジェクトの隙間を自ら埋める意識を持つことです。
例えば、冷蔵庫の中を見て、これでは何も作れないと思うか、あるもので工夫して料理するか?大きな違いです。
いきなり料理の話に飛びましたが、料理も趣味なので、、、ついつい。
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