スイスのある険しい山をハイキングするのがちょっとした流行。
グループで、ベースキャンプをスタートすると、最後の険しい道のりの手前で休憩所がある。
その休憩所は、非常に心地良くて温まる場所。
最後の険しい道のりを前に、数名が休憩所で待っていると言い出す。
数名は、その休憩所でワイワイガヤガヤとおしゃべりなどを楽しむ。
だんだん日が沈むころに近づくと、そのワイワイガヤガヤが少なくなり、最後には窓の外から頂上を眺めだす。
殆どおしゃべりはなくなっている。
険しい道のりの向こうで待っている景色を見る機会を逃した寂しさからだ。
と、本に書いてあった。
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