事業の急拡大に対して問題になってくることが、組織(または人)の成長がついていけるか?とか継続的な成長が見込めるか?などがよく論じられる。先日のNILSの、「成長企業のチーム経営」のセッションでも、リーダーの育成とか、IPO後の経営チームとか人材とかで議論したが、必ずぶつかる課題でもある。また、「キャズム」の理論にもある、マジョリティ市場に入れるかどうかも、組織体制としての考慮が必要となっている。
例えば、事業規模が年率200%で拡大し、組織体制も同様な成長をしたときには、明らかに何かを変えて行かなくてはならない。
- 営業体制として、今の2倍の営業プロセスを実行するということは、、、
- プロジェクトの数が、今の2倍となった場合の実行体制とは、、、
- 協力会社やパートナーが、今の2倍になった場合の対応とは、、、
- クライアント数が、今の2倍になった場合の保守体制とは、、、
- 社員の数が、2倍になった場合の人事や総務や、オフィススペースは、、、
- ・・・
事業規模が拡大した状態をどれだけ具体的にイメージできているか、想像できているかが、最初のハードルだ。また、その拡大した状態で、自分の役割がどのような状況になるかをイメージできるか?または、どんな役割とか貢献をしていたいと思うか?によって、いかに自身が成長しなくてはならないかが分かる。
具体的にイメージしてみよう。できる限り具体的にイメージしてみよう。何かが見えてくる。
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