幼少のころ、父親からよく言われた言葉がある。
「寒いと思うと寒く感じるぞ。寒いと思うな、むしろ暑いと思え」
山梨は、盆地特有で夏は暑く、冬は雪はあまり降らないが、朝は氷点下で底冷えがする気候です。朝、自転車で坂道を風を切って通学するとなると、結構寒い。北風が吹くとなかなか自転車も前に進みません。そんな環境でしたが、”寒い”などと言っていると、上記のようなことを度々言われました。
言葉としては、理解しがたいものですが、考え方というか感じ方一つで変わるものだなあと、大人になって思うようになりました。大きな壁が目の前に現れたり、高いハードルを越えなければならない場合に、大変だ大変だと思ってしまうよりも、この壁を越えることができたらすばらしいと向かっていく気持ちを持つとでは、大きな違いかと思います。
感じ方、考え方で180度違ってくるような気がしてなりません。
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