本日の日本経済新聞の二部に、2007年度の大学卒業予定者に対しての、就職希望企業ランキングがありました。不思議または疑問に思うことがありました。
2007年度卒業予定の人は、本格的な就職活動はこれからなので、アンケートと言っても知っている企業を回答しただけとかイメージで回答している可能性があります。従って、有名企業の名前がずらりと並んでいるだけした。アンケート募集も少ないので、100位と言っても少ない数でランクインしていますが、母数を増やしたら変化があるのではないかとも思います。
また、残念なのが、ベンチャー系企業の名前が非常に少なかったことでしょうか。実際には、結構な人数の方がベンチャー系にも就職しているので、もっと名前があってもおかしくないのではと不思議に思いました。
いずれにしても、これから本格的に2007年度の卒業予定者に対しての就職活動/採用活動が始まります。私も、いくつかの大学に足を運んだり、新卒採用の支援をされている企業様ともお話をさせて頂き、いろいろと最近の状況を把握するようにしています。
今期の私の大きな仕事は、採用活動です。昨年から事業も上昇基調になってきましたので、組織の拡大のための採用活動が、経営課題としても最優先で進めなければなりません。また、若い人の人口がどんどん減少していく中で、企業の採用競争は当面激しさを増して行くことは間違いないと思います。
これまで、中途採用を中心に組織作りをしてきました。80%は、知人とか紹介で入社していますが、これからの拡大は、一般募集を強化して行かなくては、予定採用数の確保は難しい状況です。
採用活動も、言ってみれば営業活動と同じです。いかに多くの方に知ってもらうかといった第一段階をクリアーしなければなりません。誰しもが知っているような有名企業ではなく、探さないと見つからない企業なので、営業活動よりも知ってもらうことは大変かもしれません。その上で製品とか事業内容とか、組織文化とか、働いている人とか、何かに惚れてもらえないと入社して頂けません。我々自身が、惚れられる存在になっているかが勝負です。
大企業への就職活動は、たくさんの応募があるでしょうから、如何に落とすか?的な採用活動なのでしょう。
我々は、応募があった方が活躍できる役割とか担当はありそうか?とか、一緒に仕事をしてお互い幸せだろうか?とか、大企業とも競争していく心意気がありそうか?とか、がんがん吸収して自らの力を試したいというモチベーションを持っているか?とか、、、基本的に”人”に着目して採用判断をしています。
今期は、私が採用活動の最高責任者として活動します。
コメント