日経BPのサイトに、こんなキャッチの記事が載っていました。
日本では、昔に比べて起業できる環境も整いつつあります。1円でも会社を作れるような制度ができたり、ベンチャーキャピタルも増えているし、またIT系について言えば、コンピューターなどの設備も低コストになってきたので初期の資金も少なくてすみます。また大手企業でもベンチャーと取引してくれるようになったり、昔に比べればかなり起業しやすくなっていると思います。
終身雇用希望が増加中であるということですが、マクロ的に見ると世の中に疲れ始めているのではないかと思います。高度成長企業で活躍してきたサラリーマンが、バブル崩壊でリストラされたり、ちょっと前まで就職難が長く続いたり、20世紀を代表する大企業が次々に倒産したり元気がなくなったり、ITベンチャーとして一瞬成功?と思ったら崩れ落ちていったり、ニートとかフリーターとかマスコミで騒がれたり、、、、。
安定して落ち着いてじっくり仕事をしたいという方向に流れているのも分かります。上記のようなことが続いたことで心理的に保守的になっているのではないかと想像します。
今も昔も、終身雇用を入社時に約束してくれる企業などありません。雇用契約書に定年退職まで雇用しますと約束してくれる企業などありません(大企業でもつぶれることもあります)。終身雇用ということであれば、プロ野球とかで長島さんぐらい活躍した方でないとなれないでしょう。それも活躍したからです。ほとんどの社会人は、生涯を約束などされていません。
しかし、弊社ではできる限り長く勤続してほしいと思っていますし、一度入社したら一緒になって事業を通じて社会貢献と自身の成長を追求し続けてほしいと思っています。21世紀を代表する組織になるために、仲間と友に日々精進してほしいと思います。そういう組織でありたいといつも思っています。もちろん、昇進昇格は個人差があることですし、役割の重さや立場も異なってきますが、人間同士の繋がりや信頼関係は、それとは別ものもであると思っています。
この会社での出会いを大切にしていきたいと思います。
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