ベンチャー企業も大企業と取引させて頂くことも多くなってきていますが、まだまだ難しい企業もあります。
取引するにあたり、いろんな評価があるわけですが、いくつかのポイントがあります。
1.前提
当然ですが、提供するサービスとか製品とかソリューションが良いものでなくてはなりません。取引したい内容に該当するものが、そもそもニーズに合ってなければ次には進めません。
2.実績
設立間もない企業の製品とかサービス(または新しい製品)は、考え方やデモを見て良かったとしても、とにかく実績を聞かれます。実際に使えるものかどうか?とか信頼できるものであるかなどを、実績から判断しようとします。
3.会社
製品もいいし、実績もあるし、、、、、とクリアーしても、会社を評価されます。当然ながら企業規模(社員数)とか、会社としての厚みや安定性などは当たり前に気になるところでしょう。いざと言うときに、大きな企業は、お金を投入したり、人を投入したり、リカバリー時に打つ引き出しがたくさんあるからでしょう。
上記の1の前提条件は当たり前なことなので、これをクリアーしないと話しになりません。まずは、しっかりと前提をクリアーすることが大事です。
さて、2とか3はどうでしょうか?実績がないと売れないとしたら、すべての企業がそうだとしたら、ベンチャー事業は成り立ちません。トヨタや松下だって、最初はベンチャーであったはずです。Googleだって同じです。とすると、2とか3が、必須条件ではないということかと思います。0点ではだめですが、合格点にぎりぎり満たないこともあるかもしれません。
その足りない点数は、”人”でカバーできるかどうかです。”人”とは、会社の名前とか、ブランドとかではなく、実際に営業したり、サービスを提供する”人”かと思います。
・例え実績がなくても、諦めずに課題を乗り越えてくれる人か?
・例え小さい会社であっても、数ではないパワーを持っている人達か?
・高いビジョンや志を持って、こだわって働いている人達か?
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我々ベンチャー企業は、そんな環境にいるということを理解しておく必要がありかと思います。
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