丸山勇人の独り言（コールセンターのIT事業に夢中）

リスク対応コスト

最近、リスクに対してのコスト負担割合がいろんなところで高くなってきている。ロンドンの事件により、ゴミ箱があちこちからなくなったが、鉄道や交通機関など、これからどれくらいのリスク対策コストをかけることになるのだろうか？事業会社側の負担なのか？安全な社会を作る国の負担なのか？社会情勢に応じて、政府としてもスピーディーな対策や行動がより必要になってきている。

また、顧客情報の漏洩やら、インターネット関連へのハッキングとか、ウイルス対策とか、とにかくリスク対応コストの増加傾向は当面続きそうだ。とある通販事業の業務・システムの再構築のお手伝いをさせて頂いているが、クレジットカード情報をデータベースに保持しない方針で検討しているし、決済関連の機能を提供するために、多くのセキュリティー対策のための設備投資を余儀なくされる。これまでは、サービスや製品の品質・コストに注目されてきたが、これからのITサービスは、セキュリティー対策への注目度がますます重要度を増してくることに間違いはない。ユーザーにとって便利な機能も、セキュリティーの観点などから、一部なくなることもある。

これからの社会の仕組み化は、セキュリティー対策なしには構築できない。IT業界もセキュリティー関連についての対策が低コストで組み込めるノウハウがないところは、置いていかれるであろう。

システムリスク対策が、”ミスやハード障害が発生した場合の対策”などから”狙われた場合の対策”にシフトしてきている。なんだか、性悪説で物事を考えなければならない社会になってきていることに、寂しさを感じる。

全員面談

先週から、半年毎の社員一人一人との全員面談が始まった。１対１でオフィシャルに面談する。全社会議も毎月行っている。普段でも話す機会はあるが、必ずしも全員と話せる訳ではないので、こうして半年に一度の面談は非常に重要だ。

実は、結構な時間を使っていることになる。一人に対して３０分間なので、私の今月のスケジュールに締める割合は結構な時間となる。社員からすれば、１回であるが、私は大変な時間を使うことになる。考えてみると、私の為にあるのかもしれない。今、成長過程にあり、中途採用者もどんどん増やしつつあり、組織作りとして非常に重要な時期にいることは間違いない。会社全体の指揮をするためにも、今の私にとって全員との面談は必要だ。

週末に事件が！

先週の金曜日は、午後からクライアントへの外出。その後、全社会議の場所へ直行。半期終了と下期キックオフ、新入社員歓迎のための飲み会。といった状況で週末に突入しました。そして、今朝blogチェックでなんだか大変なことが、、、。グロービスの小林さんのblogに僕のblogが紹介されている。と、アクセスは跳ね上がっている。

独り言系で書いているので、あまり面白くなかったらすいません。

しかし、小林さんの言っている通り、blogを読んで発見できることや、ビジネスに直結する話でなくても、その人を知る上では非常にいいツールと思います。近況も分かるし。

そういえば、クライアントでの仕事が多く、なかなか事務所に戻ってくる機会が少ない社員からも、blogを見ているだけで、いつも会社で会話しているに近い効果があると言っていた。

これからも、続けよう。

七夕

昨日は七夕であった。外出が多かったので、街のあちこちで浴衣を着ている方を見かけた（数名程度だが）。また、願いごとを書いて笹に飾る光景が見受けられた。自身の最近の行動に季節感がなくなっているというか、季節を楽しむ余裕がなくっている。、、、今年の夏の花火は見れるかな？なんだか、数年見ていない気が。

人が増えるとスペースが足りない

採用活動を強化中。特に、エンジニアの方を大募集しています。

我々のコンセプトは、”自分達で作る”です。現場の業務でこんなものがほしいという意見があったら、どんどん作っちゃう。というコンセプトですが、最近は案件が増えてきたりして、作りきれないといったジレンマに陥っています。たくさんやりたいことがあるのですが、どうも人不足が当面続きそうなので、大々的に募集をしています。その効果で人が増えてきたのですが、こんどはスペースが足りないといった、当たり前の課題が浮き彫りに、、、。

怖い存在とか可能性とか

世間には、いろんな会社がある。きっと成功するだろうと思う会社、長続きしないだろうと思う会社。競合でも、怖い存在と思う会社、まったく怖くないと思う会社。現時点ででっかい会社であっても、まったく怖さを感じない会社もあれば、まだ始まったばかりの会社なのに、何かやりそうな予感がする会社。

理由がある。事業年数でもなければ、規模でもなければ、名前でもない。”人”だ。そこで働いている人で感じる。その会社のフロアーの空気で感じる。電話をした時に感じる。一緒に仕事をしたときに感じる。話をした時に感じる。ぷんぷん感じるときがある。勢いだけでもない、威勢がいいからといった単純なものではない。本物になるには、ぷんぷん匂う何かがある。

朝、ある会社名が入ったトラックが走っていた。有名な会社のトラックだった。次の瞬間、運転席からタバコが投げ捨てられた。この会社は、少なくともこれ以上成長しない会社に思えてしかたない。

ビジネスショウに出展するといろんなことがある。私は、前回のビジネスショウ出展時との違いが気になる。どれだけ変化・進化しているかなど、マークしていた会社の成長ぶりとかが気になる。我々のブースにも、毎回競合企業が視察に来る。じっくりと見て帰る。きっと、その方は、我々を明らかにマークしている。

もっともっと怖い存在になりたい。毎回のビジネスショウで、驚きと感動を与えたい。

競合だけではなく、クライアントも結構ブースに立ち寄る。毎回訪れる方もいるが、そうした人に驚きを与え続けていたいし、ブースに来ることを期待してもらえるようなスピードで進化し続けたい。

事業経営サイクルを１年から半年に改めようかなあ、、、。

”責任”

松下幸之助さんの一言を毎日拝見している。サイトはこちら。

今日は、”責任”について書かれていた。より大きな責任を担おうとする姿勢が人の成長として欠かせないことだと言っている。異論がある人もいるかもしれないが、私は大変共感している。会社運営において”責任体制”が明確であるかは、非常に重要なことだ。グループとか部とか組織を構成するチームは、ある責任を負っているし、そこのグループをリードする人が、その責任を背負っていることになる。会社全体で言えば、経営者は経営の全責任を負っていることになる。個々の社員でも、組織上のラインマネジメントの責任はなくとも、プロジェクト単位では、何かの責任を負っている。各自、自身の責任範囲が明確に見えているか？また、周りから見て自分の責任はどこにあるのかが見えているのか？また、自身の責任範囲を積極的に拡大していくことにモチベーションを持っているか？

責任を持つということは、リスクを背負うというか、達成しなければならないという重圧が発生する。重要な責任、重い責任を自ら取る行動が人が成長する機会となるように思えてしかたない。責任を負いたくないと逃げていたのでは、成長しない。より高い責任にチャレンジしよう。

毎日 １時間の経営会議とか

毎日、グループ経営会議を１時間している。良く話すことがあるなと思われるかもしれないが、話足りなかったりもする。

先日の”NewIndustryReadersSummit２００５夏”でも、ワークスの牧野さんが言っていたが、「経営陣で毎日昼飯を必ず食べる。どんなアポよりも優先する。」と言っていた。事業の成長スピードが高く、まだまだ柔らかい組織である場合など、必要な意思決定の時だけ集まるだけでは、ちょっとしたズレなどが発生することもあるので、そうしていると言う。我々の毎日グループ経営会議と同じだ。

”毎日”というキーワードは、単純で分かりやすい。継続することは大変であるが、継続すると当たり前になり、まったく苦にならない。”毎日＊＊”というキャッチで日々のタスクを設定すると結構いいと思う。

”毎日、blogを書く”

”毎日、朝６時には起きる”

”毎日、＊＊＊”

単純なことの目標設定であるが、継続すると大きな効果を生む。

今日の言葉

毎日見ているblogとかメール配信とか、情報の量が相当増えてきた。それぞれの目的に応じてとなるが、使う時間も多くなることだろう。

今日は、私が見ている情報の中で、”松下幸之助の言葉”を照会したいと思う。サイトは、こちら。

今日は、”心から訴える”という題だ。私も大変共感している部分であり、私のポリシーでもある。一生懸命さとか、まじめに思っていることとか、自分の意見とか、自分なりに考えての発言や意見は、相手の心を打つ。正直な意見というものは、例え食い違った意見であっても気持ちがいいものであり、そのまっすぐな意見交換とかストレートな意見交換とかが大事だと思います。”まだ自分の意見が持てていない”といった正直な意見でもいいと思う。あまり考えてもいなかったり、無責任になんとなく発言しているのは、直ぐに見えてしまう。

明日の松下幸之助の一言はなんだろう。

NILS参加

NewIndustryLeadersSummitに参加した。３日間の開催で、IT系ベンチャー企業の経営者が一同に集合した。上場した企業を中心にパネラーになってのセッションが中心で、以外の時間を交流しながらの情報交換をする。

クローズドな会なので、誰でも参加できるわけでもない。また、東京の地を離れての会であり、人間性を丸出しにしての付き合いなので、”ここだけの話”といった感じに会話は弾む。普段、ネクタイをして名刺交換をして、会議テーブルをはさんでの初対面の会話とは、かなり違う。

ヒントがたくさんあったり、自分が考えていたことの正しさを確認できたり、自分の考えをもう少し見直す必要があることを認識したり、人脈作り以外にもたくさん収穫があった。

さて、下期が始まったぞーー。