丸山勇人の独り言（コールセンターのIT事業に夢中）

波がある。。。まだまだ修行が足りない

自分自身を見つめてみて、いろんな波がある。

まだまだと思う。

修行が足りない。

波があるのは、まだまだ本物ではない。ばたばたと、慌てたり、一喜一憂していては、一流ではない。

本物は、波がない。

リスクは事前に抑えていて、対応方法などが想定されていれば、慌てることなどない。

目標が、しっかり定まっているので、その目標に向かって進むべき道は決まっている。ただ、それを進むのみであり、進むべき道はしっかり見えている。

何が起ころうとも、また何かを判断する場面でも、何かを企画する場面でも、軸となる基準が座っていれば自ずとどうすべきかは見えてくる。

一流には、波がない。常に、安定している。

思いを語る

会社設立から６年ちょっとが経過した。最近入社したメンバーもたくさんいる。

今日は、全社員を集めて、私の想いを１時間半に渡って話しまくった。

”コールセンターのIT事業への想い”と”組織作りへの想い”の２つについて語った。戦略でもなければ、戦術でもない。何故、こうした事業をしているのか？何故、この組織を作ったのか？私の想いを皆に伝えようと思った。

私の想いなので、なかなか突っ込みできない内容だろうが、静かに聴いてくれた。

戦略や戦術や事業計画など、ビジネスライクなことについて話す機会はたくさんあるのだが、根底にある想いを語る機会は少ない。飲みに行ったときに、想いをしゃべることはたくさんあるが、全社員を集めてなどなかなかする機会はない。

５４ページのパワーポイントを使ってしゃべった。

何を感じてくれたか分からないが、私自身の想いに違いはないので、こうした機会を作ってよかったと思っている。

何故なら、この想いの具体化をビジネスとして実行して行きたいわけで、それが戦略とか計画となって行くのだから、、、。

怒らない性格と言われるけど、、、

自分自身では、とっても怒りっぽいと思っているのだが、人は私のことをあまり怒らない人と見ているようだ。

怒る場面が違うだけではないだろうか。

考え方の違いとか、コンセプトの違いとか、ミスをしたからとかでは滅多に怒らない。

理不尽なことをしたり、責任感がないような言動をした時、またはされたときだ。それほど表には出さないが、心の中ではメラメラと燃えてくる。そのときだけは、リングに上がる性格である。

・・・

今日の松下幸之助さんの一言は、私が怒る場面の一つであるので、ご紹介します。こうしたことが、身の回りに発生したら、心の中に火がつく。メラメラと燃えてくる。

資本の暴力

　事業を行なう限り、利潤の確保に努めることは当然である。が、それはあくまで適正な競争によるべきであって、手段を選ばぬ過当競争によるものであってはいけない。
　ところが現実には、自社製品の市場占有率を高めることのみ考え、損を覚悟で売るという姿が見受けられることがある。これは資本による暴力にほかならないと思う。とくに大企業が、その資本に頼り、暴力的行為に出れば、その業界は大いに混乱する。そしてそればかりか業界の信用をも落とすことになりかねない。今日、いわゆる暴力が禁止されているごとく、資本による横暴も一つの罪悪とみて、厳しく自戒すべきだと思う。

といいつつも、冷静に振舞っていかなくてはいけません。

何事も人間がしていること

優良企業と評される会社も、人が運営しています。

誰でも知っているような企業に初めてお邪魔するときなどは、なんだかものすごく優秀な方々が現れるのだろうと思いながら訪問することもあるかと思います。

知名度があり、資本力があり、いうなれば豊富な経営資源に助けれて事業を行っている企業は、それ自体がリスクであるように思えてなりません。それほど悩まなくても、それなりに事業が進むとなると、そこで働く人はそうした資産に後押しされているので、自らの努力なり、組織としての努力なりが薄れてきてしまいます。

もちろん、それまで作り上げてきた各数のノウハウは、会社資産として蓄積されているので活用しない手はありませんし、過去資産の上に更なる積み上げもできるわけですから、もっともっと強い組織になれるチャンスもたくさんありますが、、、。

・・・

何事も人が積み上げてきたものです。どんな状況においても、どんなステージにおいても、それを進めるのは人でしかありません。今日の明日にがらっと変わることは難しいですが、半年とか１年で大きく変化することは可能です。また、いつも可能性を感じられる”人中心の企業”であり続けたい。

思い切った判断

世の中にはたくさんのビジネス社会がある。考えてみれば、前職のコンサルティング会社で仕事をしていた時代の世界とITベンチャーとして起業してからの世界だけでも、身近でお付き合いしている空気が違う。本当にいろんな世界があるものだとつくづく感じる。また、同じ世界でも、合う会社と合わない会社、または合う人合わない人が存在する。

そんな中、最近感じていることがある。

いろんな世界を肌で感じることは必要ではあるが、経営資源を投下して走っている領域においては、話が合わないとか、テンポが合わないとかを直感的に感じた相手とは、結果的にはうまく行かない。最高の結果を出す関係にはならない。

自分とテンポが合うかどうかを早めに判断して、なんとなく違うと思うならば、早めに意思決定した方が良い。なんとなく・・・と直感的に感じたことを信じて、思い切って行動した方が後悔が少ない。

そんなにのんびり行動している暇などない。

早めに、”０”か”１”を判断していかないと、とてもスピード経営などできない。

米国ASP事業に学ぶ

弊社のコールセンター向けASPであるkeepa（キーパ）は、米国のContactual社のシステムをベースに提供しています。Contactual社は、米国でもオンデマンドコールセンターサービスでは、トップ企業です。

弊社でも昨年の秋から当該サービスを開始していますが、徐々に日本でもオンデマンドコールセンターの需要が高まっていることを日々感じています。

日本の当該市場はこれからではありますが、弊社のサービスの認知度も上がり、１位２位を争う状況になりましたので、今後の展開が楽しみです。

さて、ASPモデルは本当に儲かるのか？といった観点で、KLabの真田さんのblogは大変興味深い内容が書かれています。

Contactual社も、真田さんが書かれている通り、営業コストを徹底的に少なくしています。既に、多くのお客様が利用しているのですが、一度もクライアントを訪問したことがないという状況です。インターネットのキーワード検索から資料請求が始まり、営業プロセスに入る訳ですが、Webコラボレーションでデモをします。また、電話交換機能を提供するというインフラ系のセットアップについても、全てリモートで電話とWebコラボレーションとセットアップマニュアルで準備し、稼動を迎えます。ビジネスショウにも出展しませんし、書籍などへの広告も利用しません。インターネットの検索でヒットするようなネット広告系と電話セールスの人件費のみが、営業コストです。徹底的に営業コストを下げると同時に、ASPサービスの特性を十分に理解したビジネスモデルで運営しています。

米国では、そもそも広い土地であり物理的に離れている。また、合理的に考える風土がクライアントにもあるからだと思います。日本では、ASPサービスを提供している企業でも、営業マンが訪問することは当たり前になっています。また、クライアントの方も、ASPサービスといっても企業のインフラという重要な設備ということもあり、検討段階でも何度も足を運んだり、また弊社からも何度も打ち合わせをすることが殆どです。

日本という風土の中で、重要な設備インフラとしてのオンデマンドコールセンターの販売方法などを、もっともっと追求していかなくていけないと理解しています。

プレースタイル

イタリアの激しいプレースタイル。。。

フランスのスマートなプレースタイル。。。

どちらも国民性が出ていた。

ジダンの退場を見て、いろんな見方はあろうが、スマートなプレースタイルの中にも激しい闘志を感じた。

まろやかに、穏やかに、、、そして中では激しく！

私も、同じスタイルです。

選手、関係者、およびサポートの１ヶ月間の激戦の疲れは相当なものに違いない。お疲れ様でした。

英語

帰国したら、早速に英会話スクールに行こう！

言いたいことが言えない、伝わらない。

恥ずかしい限りです。

開発環境とか

シリコンバレーまで、もう少しというところのOracle本社のすぐ近くのSan Cariosという地域に来ています。

大変空気も良く、天気も最高で、ビルの敷地にはたくさんの車が駐車できるゆとりがあり、隣にはプライベートジェットとかセスナとかヘリなどのための小さい空港があり、オフィススペースも広く、オフィスからは海が見え、山が見え、飛行場が見え、あまりオフィス電話も鳴らず、なんだか休日のオフィスのようです。

こんな環境で開発できることがうらやましい。とても、日本のオフィス環境とは違います。

こうしたところでは、柔らか頭で、とてつもないデッカイ夢を自然に描いてしまいそうです。

日本でも、合宿形式で温泉街に行って会議とか短期開発とかすることが流行っていますが、分かる気がします。

毎日、こうした環境で働いている人は、感じないかもしれませんが、、、。

Google誕生

Google誕生という本を読み始めました。

まだ１００ページぐらいですが、ITベンチャーとして、いろいろ勉強になります。

自分達の組織にどのように当てはめられる？

何か、すぐにでも実行できることはないか？

・・・

一つのヒントを得ることができました。

・世の中の大きな変化をしっかりと見ている

・その変化に対して必要となるものを想像している

・また、その想像をしっかりと確信している

・その上で、その方向を信じて、突き進んでいる

・・・

もしかしたら、成功してから書いている書物であるので、後づけであるかもしれないが、私の中ではヒントとなっているし、勇気付けられた。

残り４００ページで、何を感じることができるか楽しみです。