学生は、学校で学問を学びます。家庭でも、親からいろいろと学びます。倶楽部活動でも、身体を鍛えることに加え、先輩後輩といった礼儀なども学びます。アルバイト先で、仕事をすることで、お金の価値とかを学びます。友達関係などから人間関係の作り方や維持・発展の仕方を学びます。
社会人も同じです。
会社で経済活動とか人間関係とか専門知識とかお金の価値とか忍耐とか努力とか喜びとか、、、挙げればきりがないだけのことを学ぶことができます。子供からいろんなことを学びます。ご近所付き合いでも、いろいろなことを学びます。生きている間、ずーっと学び続けているのだと思います。
今日の松下幸之助さんの一言に、まったく共感しましたので、ご紹介します。
会社は道場
仕事というものは、やはり自分でそれに取り組んで、体得していかなければならないものだと思う。しかし自得していくには、そのための場所というか、道場とでもいうものが必要であろう。
ところが幸いなことにその道場はすでに与えられている。すなわち、自分の職場、自分の会社である。あとはその道場で進んで修業しよう、仕事を自得していこうという気になるかどうかということである。しかも会社という道場では、月謝を払うどころか、逆に給料までくれるのだから、こんな具合のよい話はない。このような認識に立てば、仕事に取り組む姿も、謙虚に、しかも力強いものになるはずである。