コールセンター用のソフトウエアを自社開発し市場に提供している。製品名は、”インスピーリ”という名前をつけている。”inspirX”と書く。
”inspirX”とは、”inspiri”とう単語と”X”を勝手に組み合わせた文字列なので、”インスピーリ”とはあまり読んでもらえません。
”inspiri”とうい単語は、エスペラント語で「思いとか、思想を吹き込む」といった意味です。我々の考えや発想や経験や思いをこの製品にどんどん詰め込んで、お客さまに提供していきたいという意味を込めて選択しました。また、”X"を加えたのは、「無限の可能性を秘めたもの」という意味を加えたからです。
今日の松下幸之助さんの今日の一言に、我々の”インスピーリ”への思いと同じようなことが書かれていましたので、引用させていただきます。
生産者の感激
私が昔、直接生産に従事していたとき、新しい品物を代理店へ持参して見せると、「松下さん、これは苦心された品ですね」と言われたことがあります。こう言われたとき、私は無料で進呈したいと思ったほど嬉しかったのです。これは高く売れて儲かるという欲望的な意識でなくて、よくぞ数カ月の造る労苦を認めてくださったという純粋な感激だったのです。
こうした感激は、常に自分の魂と至誠を製品にこめる者のみが味わい得るものだと思います。そしてそのような喜びに全社員がひたりつつ生産してこそ、確固たる社会信用を獲得することのできる製品を生み出すことが可能になるのではないでしょうか。
もっともっと製品に思いを吹き込んでいきたい。もっともっとたくさんの製品を世の中に提供していきたい。